follow us in feedly rss1.jpg twitter1.jpg

Dr.篠田のブログ/【歯の知恵袋】

子供の歯磨き中の喉突き事故などに気を付けましょう! 国民生活センター

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


2017022603.jpg 国民生活センターによると、平成22年12月から平成28年12月末までに、6歳以下の事故情報が139件報告され、そのうち3歳以下で124件となっているそうです。報告の中には、歯ブラシが口の中に刺さって入院するなどの事故も起きており、保護者の方は注意が必要です。

2017022602.jpg

事故を防ぐために

特に事故が多い1歳から3歳頃の子供が自分で歯磨きをする時は、以下のことに注意が必要とのことです。

国民生活センターより引用

①歯磨き中は、保護者がそばで見守り、床に座らせて歯磨きをさせましょう。 子供が、歯ブラシを口に入れたり歯ブラシを手に持ったりしたまま歩き回 ると、転倒してけがをする危険があるので、気を付けましょう。 
・ソファや椅子、踏み台など、転落するおそれのある不安定な場所での歯磨きは避 けましょう。
・転倒したり、家族などの人や物にぶつかったりしてけがをすることがあります。 
・歯ブラシを口に入れたり手に持ったりした子供の周囲の床などには、転倒する原 因になりやすい、クッション、布団、コードといった物を置かないようにしまし ょう。 

②子供用歯ブラシは、喉突き防止カバーなど の安全対策を施したものを選ぶようにしま しょう。 
2017022605.jpg
③保護者が仕上げ磨きをする際は、子供用歯ブラシはきれいにする効果が不 十分なため、仕上げ用歯ブラシを使用しましょう。ただし、仕上げ用歯ブ ラシは、喉突きなどの危険性が高いため、子供には持たせず、子供の手の 届かない場所に置きましょう。 

④歯ブラシだけでなく、箸やフォークなど、喉突きの危険性のある日用品も、 口に入れたまま歩いたり、走ったりさせないようにしましょう。

【関連記事】

乳歯のケガ 歯やお口のトラブル応急処置:日本歯科医師会動画

グラグラになった乳歯の抜き方

お母さんが知っておきたい! 乳歯の歯みがき法

6歳臼歯は虫歯になりやすい! 生えたばかりの歯のお手入れについて

お子さんの仕上げ磨き

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯科のレントゲン撮影に防護エプロンは必要? 日本歯科放射線学会防護委員会の指針より

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


歯科のレントゲン撮影に防護エプロンは必要?

 先日、東京医科歯科大学歯学部附属病院の放射線科の先生とお話しをする機会があり、その際に同科のパノラマエックス線撮影では防護エプロンは着用していないとのことをうかがいました。その根拠となる指針を日本歯科放射線学会防護委員会が2015年9月に発表しています。
 それによると、「口内法エックス線撮影(下の写真参照)では防護エプロンの装着は、患者の被ばく線量を低減するためというより、患者の心理面への配慮のため。パノラマエックス線撮影(下の写真参照)では、防護エプロンは使用しない方が良いと考えられている。」とのことでした。
 パノラマエックス線撮影では放射線は斜め上に照射されるため、放射線量を測定した実験では肩から下には放射線がほとんど当たらないとのことです。
【それぞれの撮影法における防護エプロンの使用】

1.口内法エックス線撮影
030077a.gif
 口内法撮影では、フィルム(CCD、IP等)を使用して標準的な全顎撮影を行う場合、前歯・犬歯・小臼歯・大臼歯を10~14の部位に分けて撮影する。撮影時の臓器線量は撮影部位とエックス線の照射方向(ビームの向き)によってかなり異なる。したがって、照射野が十分に限定されているとはいえ、撮影手技によっては防護エプロンを使用する意義はあると考えられる。しかし、EC(European Commission、欧州委員会)のガイドラインでは、必ず使用しなくてはならないとはされていない。防護エプロンの装着は、患者の被ばく線量を低減するためというより、患者の心理面への配慮のためと考えた方が適切である。

2.パノラマエックス線撮影
030077b.gif
 パノラマエックス線撮影法は、上向き5~10度のスリット状のエックス線を患者の頭部後方から入射させ、270度程回転させて歯顎顔面部を走査し、その展開像(総覧像、パノラマ像)を得る方法である。防護エプロンを使用しても、実質的な患者の線量低減効果はほとんどないとされている。一方、防護エプロンを不適切に装着した場合、防護エプロンの像が下顎前歯部に重複し、再撮影を余儀なくされる危険性がある。このため、防護エプロンは使用しない方が良いと考えられている。しかし、患者の心理面への配慮に基づいて装着する場合もある。
(写真は放射線利用技術データベースより転載)

患者の心理面への配慮とは?

 前述の大学病院の放射線科の先生によると、パノラマエックス線撮影で防護エプロンを使用しなくなって、不安を訴える患者さんが非常に多いそうです。多くの実験を元にした研究を根拠に防護エプロンは必要ないと結論づけられているのですが、社会的に周知されていないと患者さんは不安に感じるようです。
 以上のことから当院では、口内法エックス線撮影においてもパノラマエックス線撮影においても、当分の間防護エプロンの使用を続けようと思います。

【関連記事】

歯科でのレントゲン撮影の放射線量はどのくらい? 

歯の知恵袋カテゴリの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

『口腔内のむし歯菌』と『微小脳出血』との関連を解明:国立循環器病研究センター

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


2016021402.jpg

 近年、むし歯や歯周病の原因となる口腔内の細菌が血管に侵入し脳や心臓など全身の病気を引き起こすのではないかという研究が多く報告されています。
 先日、国立循環器病研究センター(略称:国循)がむし歯菌(ミュータンス菌)と脳卒中の発症率の関係を明らかにしたと発表しました。脳卒中で国循に入院した患者さんのだ液に含まれるむし歯菌の遺伝子を調べたところ、血管の傷口に集まって血小板の止血作用を阻害する性質を持つむし歯菌の株が検出された患者さんは、脳出血を発症している割合が高かったそうです。
 このため口腔内のむし歯菌を減らすことにより、脳出血等の予防につながる可能性があるとのことです。
 お近くの歯科医院で定期的に健診・クリーニングを受けて健康なお口とからだを維持しましょう!

国立循環器病研究センター プレスリリース 2016年02月5日より引用
2016021401.jpg
【脳と口の濃厚な関係(脳口連関)】
むし歯の原因菌として知られている細菌(いわゆるミュータンス菌)のうち、血管壁のコラーゲンと結合することで血管の傷口に集まって血小板の止血作用を阻害する性質を持つcnm遺伝子保有株が、脳内で炎症を引き起こし脳出血の発症に関与することを明らかにしました。
【今後の展望】
今回、ミュータンス菌と脳出血との関係を明らかにできたことは、脳卒中の新たな予防法の開発に寄与するものと考えています。今後、日常の口腔清掃や歯科治療によってミュータンス菌など口内細菌の量を減少させることや、医療の現場で病原性の高い細菌を選択的になくすような方法を確立することで、脳出血等の予防につながる可能性があります。脳血管・脳神経内科と歯科が連携し、いわば「脳口連関」を明らかにすることで脳卒中などの重篤な疾患の予防法・治療法に寄与する可能性を念頭に置き、研究開発を継続していきます。

【関連記事】


このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

虫歯がないのに、歯がしみる:知覚過敏の原因と予防・治療法

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


2015110202.jpg
 虫歯がないのに歯がしみる知覚過敏は、歯の中央と根元を支える「象牙質」が露出することにより起こります。歯ぎしりや「酸蝕」でエナメル質がなくなった部位、乱暴な歯みがきや歯周病で歯ぐきが後退した部位では、象牙質が露出します。すると、冷たいものを飲んだり歯ブラシがあたると痛みを感じるようになります。
 読売新聞に知覚過敏の治療法と予防法に関する愛知学院大学の冨士谷先生の解説がありましたのでご紹介します。
2015110201.jpg
画像・文:2015年10月30日 読売新聞 より引用

 治療に使う抑制剤は〈1〉神経を鈍らせる〈2〉刺激が通る細い管の中を固める〈3〉細い管にふたをする――のいずれかの作用で、痛みを遮断する。

 抑制剤を適切に使えば、素早く痛みは止まるが、なぜ痛みが起きたかを理解して生活習慣を見直さないと、再発する恐れがある。

 歯肉が下がるのは、歯周病や過度の歯磨きが原因となる。エナメル質のすり減りは、スポーツやストレスなどによる強いかみしめで起こる。

 黒酢や炭酸飲料、かんきつ類といった酸性の飲食物の摂取にも注意したい。酸はエナメル質を溶かす。

 知覚過敏を訴える人は増えている。高齢化に加え、酢を飲んだり、スポーツ飲料を飲みながら走ったりする習慣も広がっている。

 冨士谷さんは、「一時しのぎの対応ではなく、知覚過敏の原因を説明し、再発予防の指導や歯の良い手入れができる歯科医院を受診してほしい」と助言する。

 知覚過敏にならないためには適切な歯みがき酸蝕の予防歯のすり減りの予防など様々な生活習慣に気をつけることが大切です。歯がしみる方は、お近くの歯医者さんで健診、指導を受けてみましょう!


【関連記事】

虫歯がないのに歯がしみる 知覚過敏の治療法

酸性食品で歯が溶ける 酸蝕症予防のための4つのポイント



あなたもやっていませんか? 3つの間違った歯みがき習慣

シュミテクト

予防歯科カテゴリのブログ記事

歯の知恵袋カテゴリの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯の治療は出産前に:日本経済新聞

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


 日本経済新聞に妊娠時の口腔内環境の変化による、虫歯・歯周病・お腹の赤ちゃんへの影響をまとめた記事がありましたので、ご紹介します。


日本経済新聞 2015/4/21 朝刊 より引用
2015073101.jpg
 女性は妊娠すると歯のトラブルを起こしやすくなる。歯痛や歯茎に異変を感じても治療によるおなかの赤ちゃんへの影響を心配して、受診をためらうケースも少なくない。放置すると歯の状態を悪化させるだけでなく、早産などにつながるリスクがある。心配な場合は産科の主治医などと相談しながら早めの治療を心がけたい。

 妊娠中はだ液の量が減り、虫歯菌を洗い流す・虫歯菌が出す酸を中和する作用が弱くなるために、虫歯ができやすくなります。また、妊娠中はホルモンバランスの変化により歯周病菌が繁殖しやすくなります(妊娠性歯肉炎)。
 治療時の局所麻酔やレントゲンを心配される方もおられますが、妊娠の適切な時期に適切な応用をすることで悪い影響は最小限に抑えることが可能です。

図を拡大(東京都歯科医師会資料)
2012121304.jpg
 ご自身と赤ちゃんのために、妊娠前から定期的に歯科健診とお口のクリーニングを受けましょう。もしも妊娠後にお口のトラブルがあったら早めに歯科医院を受診しましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 
1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11
RSS登録はこちらからどうぞ
rss1.jpg
歯周病治療ガイド