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Dr.篠田のブログ/【東京医科歯科大学】

包括的な審美治療 ― 東京医科歯科大学歯科同窓会 学術講演会

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画像:中川雅裕先生プレゼンテーション資料

 2016 / 10 / 2 は、東京医科歯科大学歯科同窓会の学術講演会に参加しました。タイトルは「Comprehensive Dentistry - 審美治療 2人の Esthetique Japon -」で、講師は東京都でご開業の中川雅裕先生と兵庫県でご開業の米澤大地先生でした。

 講演内容はタイトルのとおり審美に主眼をおいた包括的な治療についてで、歯周外科、歯列矯正、セラミックによる修復、インプラント治療など多岐にわたりました。両講師とも多くの症例を提示され、そのどれもが機能的、審美的に改善され素晴らしいものでした。

 また、それぞれの症例の診断基準、治療計画が科学的な根拠に基づいた論理的なもので、大変勉強になりました。自身の臨床に取り入れるべき点がいくつも見つかり、収穫の多い一日になりました。

 

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長期来院につながるメインテナンスを目指して:東京医科歯科大学歯科同窓会臨床懇話会

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 東京医科歯科大学歯科同窓会中野支部では学術委員として、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2016 / 3 / 15 は、日本歯周病学会指導医で中野区でご開業の景山正登先生をお招きして、歯周病のメインテナンス(定期健診)についてご講演いただきました。

歯周病のメインテナンスとは

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 歯周病のメインテナンスとは歯周病治療後に健康な状態を維持するための治療です。具体的には定期的に歯科医院に来院していただき、みがき残しの確認と歯磨き指導歯周ポケット検査歯石の除去などを行います。

歯周病のメインテナンスはどうして必要?

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 歯周病治療後の患者さんにおいてメインテナンスが行われない場合、 歯周病の再感染や進行のリスクが高くなります。景山先生が挙げられた文献のひとつ、Beckerら(1979, 19841984)によると歯周病患者の長期の追跡調査により以下のようなことがわかったそうです。

①歯周病と診断されて治療を受けなかった人は1年あたり0.36本の歯を失った

②歯周病と診断されて治療を受けたが、メインテナンスは受けなかった人は1年あたり0.22本の歯を失った

③歯周病と診断されて治療を受け、メインテナンスも受けた人は1年あたり0.11本の歯を失った

つまり、歯周病治療を受けた②と③でメインテナンスを受けなかった②は、メインテナンスを受けた③の2倍の速さで歯を失ったという結果になりました。厚生労働省 e-ヘルスネットでも同じ文献を挙げて歯周メインテナンスの必要性を訴えています。

 このため講演では、長期来院につながるような患者さんにとって魅力あるメインテナンスを行うには、どのようにコミュニケーションをとればよいのかについて症例を挙げながらご説明いただきました。


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1. メインテナンスの効果1. メインテナンスの効果. メインテナンスの効果

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もう一度根管治療を見なおそう - 基本から最新の治療まで:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2015 / 12 / 11 は東京医科歯科大学の鈴木規元先生をお招きして「もう一度エンドを見なおそう:基本から最新の治療まで」というタイトルで根管治療のお話をしていただきました

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 根管治療とは、歯の中央にある神経・血管などの組織(歯髄)や汚染物質を除去して消毒する治療です。虫歯などで歯の神経が炎症を起こしたり、壊死した場合に根管治療を行います。また根管治療後の再感染のために、再根管治療を行うこともあります。

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 最初に基本的な根管治療の手技の見直し、根管洗浄剤の種類と使用法のご説明がありました。歯の神経の穴(根管)の中は分岐や扁平な部分が多く、機械的な清掃で汚染をすべて取り除くことはできません。清掃器具が届かない部位は薬剤による洗浄が有効とのことでした。

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 さらに、歯科用の顕微鏡を用いた根管治療や外科的治療(歯根端切除術)について、静止画・動画などを交えてご説明いただきました。顕微鏡を使った治療は、根管治療を含めた歯科治療で近年大きく進歩した分野で、参考になるポイントが沢山ありました。


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ISCT研修会カテゴリの記事

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歯周病リスク、受動喫煙が喫煙より高い数値- 国がんなどの研究

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画像:国立がん研究センターHPより引用

 たばこを吸う人は歯周病になりやすく、治療をしても治りにくいことがわかっています。今回、国立がん研究センターと東京医科歯科大の共同研究グループにより、受動喫煙も歯周病のリスクを高めることがわかりました。

医療介護CBnews より引用
 たばこを吸わない人でも、ほかの人のたばこの副流煙にさらされると歯周病リスクが高まるという研究結果を国立がん研究センターと東京医科歯科大の共同研究グループが発表した。男性の非喫煙者で、家庭と家庭以外で受動喫煙した人の場合、非喫煙者で受動喫煙の経験がない人に比べリスクは約3.6倍となり、喫煙者のリスクを上回る結果だった。このため、同グループは喫煙者に対し、「自分や家族の健康のために禁煙を」と呼び掛けている。

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歯周病カテゴリの記事

歯周病と全身疾患

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日常診療に必要な口腔がん診断:中野区歯科医師会学術講演会

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 中野区歯科医師会では学術委員会に所属して、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2014 / 11 / 26 は東京医科歯科大学名誉教授で総合東京病院口腔がんセンター長の小村健先生をお招きして、日常診療に必要な口腔がん診断というテーマでご講演いただきました。

 講演では口腔がんやその他の粘膜疾患の写真を100症例ご提示いただき、口腔がんの鑑別診断のポイントについてお話いただきました。

 日本において口腔がんは年間10万人に6人の割合で発生します。我々、街の歯科医はできるだけ多くの患者さんに定期健診に来ていただき、早期に口腔がんを見つけて専門医療機関に紹介する必要があるとのことでした。


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