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Dr.篠田のブログ/【義歯】

最小限のインプラントでよく噛める入れ歯:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。

 2015 / 3 / 20 は新潟再生歯学研究会会長の倉嶋敏明先生をお招きして、「天然歯・義歯・インプラントを共存させよう」というテーマでご講演頂きました。

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 歯の欠損の数が多くなると、インプラントを土台とした固定式のさし歯を装着するためには沢山のインプラントの埋入が必要になり、治療費も高額になります。このため倉嶋先生のアイデアは、入れ歯を安定させるために最小限のインプラントを効果的な位置に埋入するというものでした。

 講演では、義歯で最も難しい「すれ違い咬合」の症例に少数のインプラントを用い、義歯を下から支えることにより、よく噛める入れ歯を製作された例を多数ご提示頂きました。


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部分入れ歯の設計の要点と術後トラブルの対応:中野区歯科医師会学術講演会

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 中野区歯科医師会では学術委員会に所属して、学術講演会の企画や準備の仕事をしています。2015 / 3 / 13 は日本大学歯学部歯科補綴学講座教授の石上友彦先生をお招きして、「部分床義歯設計の要点と術後トラブルの対応」というテーマでご講演いただきました。

 講演では部分入れ歯を設計する場合に注意すべき点をご説明いただいた後、講演時間に収まりきらない程多くの症例をご提示いただき、治療手順、コツ、術後トラブルの対応について、実践的な解説をうかがいました。


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歯周治療、矯正を行ったコーヌス義歯症例の 11 年経過

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2014 / 11 / 5 は私の症例発表で、「歯周治療、矯正を行ったコーヌス義歯症例の 11 年経過」というテーマでプレゼンテーションしました。

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 「噛むと上顎の義歯がはずれる、左上の歯が痛い。」とのことで来院された患者さんでした。下の歯がほとんど残っているのに対して上の歯は2本しか残っておらず、上の歯には大きな力の負担がかかっていました。患者さんはウケクチのかみ合わせ(下顎前突)で、噛むと上顎の義歯の前歯が押されてはずれてしまう状態でした。

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 歯みがき指導歯周病治療根管治療の後、下の歯を矯正してウケクチのかみ合わせ(下顎前突)を改善し上顎義歯をはずれにくくしました。

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 矯正治療後、仮義歯で問題なく食事ができることを確認して、上顎のコーヌス義歯を製作しました。コーヌス義歯とは支台歯にキャップ(内冠)をかぶせ、その上から外冠が連結された義歯を装着する方法です。コーヌス義歯は内冠・外冠が支台歯をしっかりと固定するため、残存歯が少なくなっても強い力でよく噛むことができます。

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 今回の発表では、義歯装着から11年間の経過を通して治療内容やメインテナンスについての評価が議論されました。今回の発表の準備のために、初診時からの口腔内写真やレントゲン写真を現在のものと比較することによって改めて様々なことに気付かされました。さらに会場の参加者からも様々な指摘を受け、大変勉強になりました。


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多くの歯を失い、義歯を使わないと認知症リスクが増加

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 山本龍生・神奈川歯科大准教授らのグループの報告によると、多くの歯を失っているにも関わらず義歯を使用していない人は認知症のリスクが高まるそうです。また同じ研究で、かかりつけ歯科医院がある場合に比べ、かかりつけ歯科医院のない場合も認知症のリスクが高いそうです。
 噛むことにより脳の血流が増え脳が活性化するのですが、噛めなくなることにより脳への刺激が少なくなることが、認知症の発症に関係しているのかもしれないですね。歯をなくしてそのままにしている方は、歯科医院で相談してみましょう。また定期的に歯科健診、クリーニングを受けるようにしましょう!

 65歳以上の健常者4425人に歯や口の中の状態を選択肢から自分で選んでもらい、その後4年間、認知症を伴う要介護認定を受けたかどうか追跡しました。
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 その結果、年齢、治療疾患の有無や生活習慣などに関わらず、歯がほとんどなくて義歯を使用していない人は、20本以上歯が残っている人より、有意に認知症による要介護認定を受けた頻度が高く、そのリスクは1.85倍(95%信頼区間は1.04倍から3.31倍の間)にも上ることが分かりました。
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 かかりつけの歯科医院があるかどうかを尋ね、ないと答えた人は、あると答えた人より1.44倍(95%信頼区間は1.04倍から2.01倍の間)発症リスクが高いという結果も得られたのです。


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左右すれ違い咬合に悪戦苦闘した一症例:スタディグループ救歯会

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2014 / 2 / 5 は以下のテーマで4人の演者が発表しました。

1)中等度歯周疾患の2症例

2)若年者における欠損歯列の術後経過

3)左右すれ違い咬合に悪戦苦闘した一症例

4)アイヒナーB4症例の12年経過

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 3)左右すれ違い咬合に悪戦苦闘した一症例 は、岐阜県でご開業の苅谷憲明先生の発表でした。症例は右下に歯が有るが右上に歯が無い、左上に歯が有るが左下に歯が無い、「すれ違い咬合」の患者さんでした。こうした症例では上顎義歯は右側が沈み、下顎義歯は左側が沈んで歯ぐきに食い込み痛くて噛めないことが多くなります。

 歯が無い右上、左下にインプラントを埋入することにより「すれ違い咬合」は解消されますが、今回の症例は不安定な義歯を長期間使用した結果、義歯の下で骨の吸収が起こりインプラントを埋入するだけの骨量が無くなっていました。

 刈谷先生は最も義歯の沈み込みを抑えられるコーヌスクローネ義歯上下顎に製作して、この難症例に対応しました。コーヌスクローネ義歯は沈み込みが少ない反面、支台歯にかかる負担が大きいため、術後に支台歯が割れる、支台装置が外れるなどの問題が起こりやすく、当日の発表ではそうしたトラブルの対応も紹介されていました。

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