follow us in feedly rss1.jpg twitter1.jpg

Dr.篠田のブログ/ ・歯肉歯槽粘膜手術

抜歯後に歯ぐきが陥没しないための治療:リッジプリザーベーション

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


2013110702.jpg

 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2013 / 11 / 1 は論文抄読会でテーマは「リッジプリザーベーションでした文献1文献2)。

 虫歯や歯周病などの理由で前歯を抜かざるを得ない場合、抜いた後に歯ぐきの陥没ができることがあります。ブリッジやインプラントで新しい歯を入れる時に歯ぐきに凹みがあると、そこだけ歯が長くなり審美的な問題が起こります。このように、抜歯後に歯ぐきや骨に凹みができないようにする治療をリッジプリザーベーションと言います。今回はリッジプリザーベーションの術式により骨や歯肉の陥没にどんな差があらわれるかを調べた文献でした。

 文献2では30人の被験者で前歯の抜歯部に以下の4種類の内1つの治療が行われました。①骨移植と歯肉移植による傷口の封鎖 ②歯肉移植による傷口の封鎖 ③骨移植 ④何もなし 4ヶ月後、①と②で歯ぐきの陥没が小さかったという結果が出ました。骨移植の有無よりも歯肉移植による傷口の封鎖が歯肉の陥没を防いだようです。

 前歯の治療においてはさし歯の材質や形態だけでなく、歯ぐきの形態も審美性に影響する重要な要素となります。歯周病の治療だけでなく、前歯の抜歯・補綴(さし歯を入れること)治療も歯周病専門医にご相談ください。


【関連記事】

後退した歯ぐきをもとに戻す! ルートカバレッジ

歯肉歯槽粘膜手術 カテゴリの記事

審美歯科カテゴリの記事

歯周病カテゴリの記事

インプラントカテゴリの記事

ISCT研修会カテゴリの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

前歯が短く見える 受動的萌出不全の治療:ISCT研修会

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2013 / 5 / 10 は症例検討会で、西堀歯科の大橋先生の症例発表でした

2013051205.jpg
受動的萌出不全の治療例: 豊田ら 2007  より

 今回の症例は「前歯が短い」ことが気になるという患者さんでした。調べてみると歯ぐきが歯の上にかぶっていて、歯が十分に生えきっていない「受動的萌出不全」という状態であることがわかりました。大橋先生は歯肉の整形手術を行い、審美性を改善された経過を発表されました。術中の写真をもとに手術の手技について様々な議論が交わされました。

【関連記事】

歯肉縁下カリエスと根尖性歯周炎が多発した症例

後退した歯ぐきをもとに戻す! ルートカバレッジ

歯肉歯槽粘膜手術 カテゴリの記事

審美歯科カテゴリの記事

ISCT研修会カテゴリの記事

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯ぐきを後退させる手術:クラウンレングスニング(歯冠長延長術)

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。2013 / 1 / 11 は六本木ヒルズ西堀歯科の服部先生の症例報告でテーマは「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」でした。

2012022901.jpg

 クラウンレングスニングとは外科的に骨と歯ぐきを後退させるテクニックです。服部先生の1症例目は虫歯が深く、さし歯をする前に歯ぐきの上に十分な歯質を確保するために歯ぐきを後退させたケースでした。2症例目は前歯に歯ぐきがかぶっていて短く見える歯で、外科的に歯ぐきを後退させて審美性を改善したケースでした。歯ぐきを後退させた後は数ヶ月かけて徐々に歯ぐきが後戻り(クリーピング)するため、十分な期間歯ぐきの治りを待ってさし歯を製作する必要があるなど、技術的なポイントが議論されました。


【関連記事】

歯周外科カテゴリの記事

ISCT研修会カテゴリの記事


このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

後退した歯ぐきをもとに戻す! ルートカバレッジ

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


 歯周病の治療には歯周病、その他の原因で欠損した歯ぐきや歯ぐきの土手(歯槽堤)をもとの審美的な形態に戻す歯肉歯槽粘膜手術があります。今回はその中で病的に後退した歯ぐきをもとに戻すルートカバレッジ(根面被覆術)の症例をご紹介します。


【症例】
初診時:左上犬歯の歯ぐきの後退を主訴に来院された患者さんです。
2012122601.jpg
犬歯の根の先まで歯肉から露出して、歯石が付着しています。通常、根の先まで露出した歯は改善が期待できませんが、手術を試みることにしました。
2012122602.jpg
手術の前に、歯の神経が死んでいたため根の中の消毒(根管治療)をしました。
2012122608.jpg
術後:根元の歯肉を引っ張り根面を覆う(歯肉弁歯冠側移動術)と同時に他の部位からの歯肉移植をしています。左右対称にはできませんでしたが、初診から比べると大きく改善しています。 
2012122603.jpg

【関連記事】

歯周外科カテゴリの記事

歯周病症例

歯肉歯槽粘膜手術

歯の知恵袋カテゴリの記事



このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

ルートカバレッジ(根面被覆) 症例

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


 病的に歯肉が後退して歯根が露出した部位で、もう一度歯肉を元の状態にもどすことをルートカバレッジ(根面被覆)と言います。歯周外科処置の1つでいろいろな術式がありますが、患者さんの別の部位から歯肉を採取して歯肉後退部に移植する方法が多く用いられます。


術前: 右下犬歯の歯ぐきが大きく後退しています。
2012030201.jpg
手術直後: 患者さんの上顎から歯肉を採取して右下犬歯の歯肉退縮部に移植し、その上から根元の歯肉で覆って縫合しています。
2012030202.jpg
術後: 歯肉の位置は左右対称なところまで回復。歯肉移植により歯肉の厚みも増しています。
2012030203.jpg

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット

 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 
RSS登録はこちらからどうぞ
rss1.jpg
歯周病治療ガイド