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Dr.篠田のブログ

進行の早い歯周病(侵襲性歯周炎)遺伝子の異常が原因になっている可能性:東京医科歯科大

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 歯周病は生活習慣病の1つで、歯周病菌の感染に対する過剰な免疫反応によって起こる炎症性疾患です。炎症反応によって歯を支える骨が吸収され歯が動揺し、最後には抜けてしまう病気です。

 歯周病には通常の慢性歯周炎と進行が早く、若い人にも発症する侵襲性歯周炎があります。侵襲性歯周炎は遺伝子疾患と考えられていましたが、その原因遺伝子は同定されていませんでした。

 今回、東京医科歯科大学の和泉雄一教授(歯周病学)の研究グループが、侵襲性歯周炎の患者に免疫に関係する遺伝子の異常が共通することを発見したとのことです。
 現在の歯周病治療は原因である歯周病菌の除去が中心ですが、将来は遺伝子に対するアプローチが治療法に加わるかもしれません。

 今回変異の見つかった遺伝子(NOD2遺伝子)はクローン病などの炎症性腸疾患の原因遺伝子として報告されており、細菌感染症全般の原因解明にもつながるものと考えられます。また今後NOD2変異が侵襲性歯周炎の病態に与える影響をさらに明らかにしていくことで、新規治療法や診断法の開発につながることが期待されます。

カテゴリー:【歯周病】, 【東京医科歯科大学】  日時:2017年7月14日

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