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Dr.篠田のブログ

ピロリ菌の除菌に歯周病治療を組み合わせると

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ピロリ菌とは

2016042901.jpg ヒトの胃の中に住む細菌、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃癌の発生に関連することが報告されています(画像・文:ウィキペディアより引用)。このためピロリ菌の除菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治癒を促し、再発を予防します。


ピロリ菌の除菌と歯周治療

 多くの研究で口腔にもピロリ菌が存在し、これが胃の中のピロリ菌の供給源になり得ることが示されています。このため口腔内のピロリ菌の存在はその除菌治療に影響し、再発の要因になるかもしれません(Ren ら 2016)。
 今回、ピロリ菌の除菌に歯周病治療を組み合わせた場合の「効果」と「長期経過における再発率」を検討した研究が発表されました。

除菌の成功率が増加、再発率は減少

 今回の研究では、文献データベースを検索して見つかった7つの研究(ランダム化比較試験)から、17歳から78歳の691人のデータを集めて統合・分析しています(システマティック・レビュー)。その結果は以下の2点でした
・ピロリ菌の除菌治療と歯周治療の組み合わせは除菌治療単独に比べて、胃ヘリコバクター・ピロリの除菌率を増加させた(オッズ比 2.15)
・除菌後、ピロリ菌の除菌治療と歯周治療の組み合わせは除菌治療単独に比べて、胃ヘリコバクター・ピロリの非再発率を増加させた(オッズ比 3.60)

 歯周病はこの他にも、動脈硬化・心疾患、糖尿病などとの関連を示す研究が発表されています。歯ぐきが腫れる、血が出るなどの症状がある方は、歯科医院を受診してみましょう。また定期的に歯科医院で健診を受け、歯周病むし歯のチェックとクリーニングをしてもらいましょう!

カテゴリー:【歯周病】, ・歯周病と全身疾患  日時:2016年5月2日

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