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Dr.篠田のブログ

歯科再生研究の現状とこれから:iPSで歯をつくる

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しております。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。

 2016 / 5 / 27 は、岩手医科大学の大津圭史先生をお招きして、歯科における再生研究の現状と将来の展望についてお話しいただきましたご講演では、最初に「再生医療と幹細胞」「iPS細胞による再生医療の現状」など、再生医療に関する総論をご解説いただきました。

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 さらに大津先生はiPS細胞による歯の再生を研究されているとのことで、その方法とどこまで研究が進んでいるかについてお話しいただきました。大津先生のグループは天然の歯の発生過程を模倣することによる歯の再生を目指していて、すでに歯の一部をiPS細胞から作り出すことに成功しているとのことでした。

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 歯の再生が臨床応用されるのは、かなり先のことになりそうだとのことでしたが、再生医療一般に関するご講演は大変勉強になりました。


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6月の休診

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6月は以下のとおり休診させていただきます。

6 / 1(水)の診療は16:30までとさせていただきます。研修会に出席します。

日曜、木曜は休診日です。


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ピロリ菌の除菌に歯周病治療を組み合わせると

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ピロリ菌とは

2016042901.jpg ヒトの胃の中に住む細菌、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃癌の発生に関連することが報告されています(画像・文:ウィキペディアより引用)。このためピロリ菌の除菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治癒を促し、再発を予防します。

ピロリ菌の除菌と歯周治療

 多くの研究で口腔にもピロリ菌が存在し、これが胃の中のピロリ菌の供給源になり得ることが示されています。このため口腔内のピロリ菌の存在はその除菌治療に影響し、再発の要因になるかもしれません(Ren ら 2016)。
 今回、ピロリ菌の除菌に歯周病治療を組み合わせた場合の「効果」と「長期経過における再発率」を検討した研究が発表されました。

除菌の成功率が増加、再発率は減少

 今回の研究では、文献データベースを検索して見つかった7つの研究(ランダム化比較試験)から、17歳から78歳の691人のデータを集めて統合・分析しています(システマティック・レビュー)。その結果は以下の2点でした
・ピロリ菌の除菌治療と歯周治療の組み合わせは除菌治療単独に比べて、胃ヘリコバクター・ピロリの除菌率を増加させた(オッズ比 2.15)
・除菌後、ピロリ菌の除菌治療と歯周治療の組み合わせは除菌治療単独に比べて、胃ヘリコバクター・ピロリの非再発率を増加させた(オッズ比 3.60)

 歯周病はこの他にも、動脈硬化・心疾患、糖尿病などとの関連を示す研究が発表されています。歯ぐきが腫れる、血が出るなどの症状がある方は、歯科医院を受診してみましょう。また定期的に歯科医院で健診を受け、歯周病むし歯のチェックとクリーニングをしてもらいましょう!

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