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Dr.篠田のブログ

前歯部審美修復:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2014 / 11 / 14 は目黒区でご開業の小林弘清先生をお招きして症例発表していただきました。

 小林先生は東京医科歯科大学の高齢者歯科に長く所属され、私が大学生の頃には臨床実習の指導もしていただきました。

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 一人目の患者さんは前歯の審美修復の症例でした。治療の最初に、前歯で咬み合わせをスムーズに誘導して奥歯が引っかからないように、奥歯のかみ合わせの調整と前歯の傾斜・長さの設計をされたとのこと。

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 その後、支台歯形成(土台の歯を削ること)・型とり・さし歯の装着を多くの写真とともに詳しく解説していただきました。非常に緻密で丁寧な治療をしておられました。

 次に部分入れ歯、総入れ歯の症例を拝見しました。近年はすべての歯が無い患者さんは少なくなっており、歯科医は総入れ歯の症例を沢山経験することが難しくなっています。小林先生は大学病院の高齢者歯科に長くおられたため、総入れ歯の症例を数多く手がけられているとのこと。総義歯製作のポイントについてご解説いただきました。


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予防歯科の重要性:プロフェッショナル 仕事の流儀

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 2014/10/27 NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で山形県酒田市でご開業の熊谷崇先生が紹介されました。熊谷先生は歯科界では予防の分野で非常に有名で、診療所に通う子どもの8割が20才になっても永久歯に虫歯が1本もないとのことです。2014110602.jpg

 熊谷先生は虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)や歯石を除去し、患者さんが自身でプラークコントロール(歯みがきやデンタルフロス)が出来るようになってから、初めて虫歯などの治療を始めるとのことです。口腔内が不潔な状態では虫歯の治療をしても、またすぐに新しい虫歯ができるからです。このため虫歯の治療を希望して来院した患者さんでも、虫歯治療が始まるのは来院から数回目とのこと。開業当初は患者さんの理解が得られず口論になったり、来院が途絶えることも多かったそうです。
 また治療後には健康な口腔を維持するために、患者さんに数カ月ごとの定期健診を義務付けているとのことです。毎日の歯みがきや定期健診など、患者さんが面倒に思うが必要なことを、徹底的に説明し理解を得て協力してもらう姿勢に敬服しました。
 当院でも予防に力を入れ、患者さんには定期健診をおすすめしています。ぜひ一度、お口の中の検査、歯みがき指導、クリーニングにご来院ください。

NHK オンライン より引用
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 診療所に通う子どもの8割が、20才になっても永久歯に虫歯が1本もできないなど、世界屈指の実績を上げている熊谷。その実績の裏にあるのは、地道な患者教育だ。一般的な歯科医院でも、手鏡を患者に持たせ、歯を見せることで「自分の歯」について知ってもらおうとするが、熊谷はその方法が徹底している。口の中の写真やレントゲンを各患者ごとにそれぞれ10枚以上撮影。さらに虫歯の成り立ちに深い関わりのある唾液の検査を行うなど、ありとあらゆる手を使って、個々人の口の中の状態を知らせ、意識してもらう。
 熊谷が患者の歯を守るために、患者に義務づけていることがある。治療をすべて終え、歯が痛くなくなったあとも、数か月ごとに通院してもらい、歯科衛生士の「メンテナンス」を受けることだ。歯は1度抜けたり、虫歯のために削ってしまえばもとには戻らない。そうならないために、歯周病や虫歯の原因となるバイオフィルムと呼ばれる細菌の集合体を、メンテナンスで定期的に破壊するのだ。さらに熊谷は、治療やメンテナンスのたびに収集した患者の写真やデータを、開業以来すべて保存してきた。そうすることで、あらゆる年代のあらゆるケースに対応でき、患者にも説得力のある説明が出来る。熊谷の世界的実績は、35年の地道な積み重ねの上に成り立っている。


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熊谷が患者の歯を守るために、患者に義務づけていることがある。治療をすべて終え、歯が痛くなくなったあとも、数か月ごとに通院してもらい、歯科衛生士の「メンテナンス」を受けることだ。歯は1度抜けたり、虫歯のために削ってしまえばもとには戻らない。そうならないために、歯周病や虫歯の原因となるバイオフィルムと呼ばれる細菌の集合体を、メンテナンスで定期的に破壊するのだ。さらに熊谷は、治療やメンテナンスのたびに収集した患者の写真やデータを、開業以来すべて保存してきた。そうすることで、あらゆる年代のあらゆるケースに対応でき、患者にも説得力のある説明が出来る。熊谷の世界的実績は、35年の地道な積み重ねの上に成り立っている。

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歯周治療、矯正を行ったコーヌス義歯症例の 11 年経過

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2014 / 11 / 5 は私の症例発表で、「歯周治療、矯正を行ったコーヌス義歯症例の 11 年経過」というテーマでプレゼンテーションしました。

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 「噛むと上顎の義歯がはずれる、左上の歯が痛い。」とのことで来院された患者さんでした。下の歯がほとんど残っているのに対して上の歯は2本しか残っておらず、上の歯には大きな力の負担がかかっていました。患者さんはウケクチのかみ合わせ(下顎前突)で、噛むと上顎の義歯の前歯が押されてはずれてしまう状態でした。

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 歯みがき指導歯周病治療根管治療の後、下の歯を矯正してウケクチのかみ合わせ(下顎前突)を改善し上顎義歯をはずれにくくしました。

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 矯正治療後、仮義歯で問題なく食事ができることを確認して、上顎のコーヌス義歯を製作しました。コーヌス義歯とは支台歯にキャップ(内冠)をかぶせ、その上から外冠が連結された義歯を装着する方法です。コーヌス義歯は内冠・外冠が支台歯をしっかりと固定するため、残存歯が少なくなっても強い力でよく噛むことができます。

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 今回の発表では、義歯装着から11年間の経過を通して治療内容やメインテナンスについての評価が議論されました。今回の発表の準備のために、初診時からの口腔内写真やレントゲン写真を現在のものと比較することによって改めて様々なことに気付かされました。さらに会場の参加者からも様々な指摘を受け、大変勉強になりました。


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不調を招く「歯の接触癖」にご注意:朝日新聞

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 普通の方は安静にしている時、唇は閉じていても上下の歯は噛みあわせず、わずかに離しています。上下の歯が接触するのは食事や会話の時で、その時間は1日のうちで合計しても20分足らずです。

 ところが、お口を閉じた際に上下の歯を接触させたままにするクセのある方がおられます。この上下歯列接触癖(TCH)は、顎関節症の大きな要因であることがわかってきました。顎関節症の方の多くはTCHを改善するだけで、症状がなくなるそうです。
 朝日新聞に東京医科歯科大学顎関節治療部部長の木野孔司先生の記事がありましたのでご紹介します。


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 あごが痛い、開かないといった顎(がく)関節症の患者約500人を木野さんらが調べると、約8割に、歯を接触させている共通の癖が見つかった。

 ぐっと歯を食いしばっても、あごなどに負担がかかるが、長くは続かない。一方、軽い接触は長時間化しやすく、問題はより深刻化しやすい。こうした癖を「TCH」(Tooth Contacting Habit)と名付けた。

 TCHがあると、口の周囲の筋肉が緊張を続け、関節に力が加わり続ける。歯や歯肉にも影響が出る。通常は、疲れを感じた脳が「歯を離せ」と命令を出すのだが、TCHの人はこの命令を抑え込んでしまい、脳が命令を出さなくなってしまう。

 不調を感じ、TCHの改善をはかるにはまず、歯の接触は体に良くないことと自覚しよう。「歯を離す」と気付かせてくれる文字や絵をかいた紙を10カ所以上にはることを木野さんは薦める。同じデザインのものをパソコンの周囲や車内など目につく場所にはろう。


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【症状別】歯が痛い時の原因とご家庭でできる応急処置

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 急に歯が痛くなると「どうしたら良いんだろう?」「何が原因だろう?」と不安になりますね。今回は、「冷たいものがしみる」「噛むと痛い」「歯ぐきが腫れて痛い」など症状別に可能性の高い歯の痛みの原因と応急処置をご説明します。


すべての症状に共通した応急処置

 どんな原因でも痛みが強い場合は鎮痛剤を飲んで、早く歯科医院を受診することが一番です。市販の鎮痛剤の中ではロキソニンSが、病院で処方されるロキソニンと成分が同じで高い効果が期待できます。ただし、喘息の方や胃・十二指腸潰瘍、肝臓病、腎臓病、心臓病の方は服用出来ないので、薬局でご相談ください。

症状別の可能性の高い原因と対処法

【冷たいもの甘いものがしみる、歯ブラシが当たると痛い】

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 知覚過敏虫歯の可能性があります。知覚過敏では歯ぐきが後退して敏感な歯根が露出し、そこに冷水や歯ブラシの刺激が加わるとまるで神経に触れたような痛みを感じます。知覚過敏には知覚過敏用の歯磨剤を使って様子を見ることをおすすめしていますが、一般の方には虫歯と知覚過敏の鑑別はできません。虫歯は治療が遅くなれば大掛かりな処置が必要になるため、冷たいものがしみる場合には、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

【寝ている時に激しく痛む、冷たいものがしみる】

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 大きな虫歯歯のひび割れが原因で歯の神経が炎症を起こしている(歯髄炎)可能性があります。歯髄炎は放置するとやがて神経が死んで突然痛みが止まりますが、すぐに歯の根元が化膿(根尖性歯周炎)して、また激しい痛みが始まります。寝ている時に歯が激しく痛む場合には、痛み止めを飲んでできるだけ早く歯科医院を受診してください。

【温かいものがしみる】

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 歯の根元が化膿している(根尖性歯周炎)可能性があります。根尖性歯周炎は、治療していない大きな虫歯や歯のひび割れが原因で起こることもありますが、実は神経を取った治療済の歯でも起こることがあります。温めると歯が痛い場合は、口に冷水を含んで冷やすと緩解することがあります。痛み止めを飲んで、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

【噛むと痛い、歯ぐきが腫れる】

 歯の根元が化膿している(根尖性歯周炎)歯周病歯が割れているなど様々な原因の可能性があります。顔面まで大きく腫れている場合には、冷やしたタオルを当てると痛みと腫れが楽になるかもしれません。痛み止めを飲んでできるだけ早く歯科医院を受診してください。

【上の奥歯が痛い、鼻汁が出る】

 膿性の悪臭を伴う鼻汁がある場合は、歯ではなく副鼻腔炎が原因の可能性があります。風邪を引いているなど全身的な不調がある場合は、耳鼻科の受診が必要かもしれません。

【最後に】

 今回挙げたのは比較的頻度の高い原因ですが、他にも顎・顔面の神経こころの問題、その他の原因でお口の痛みが現れることがあります。お口の痛みは病気のサインですから、放置せず歯科医院を受診しましょう!



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