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Dr.篠田のブログ

ネアンデルタール人が歯科治療?: ナショナルジオグラフィックニュース

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 ナショナルジオグラフィックニュースによると、ネアンデルタール人の化石から彼らがつまようじを使っていたという証拠が見つかったそうです。さらに、楊枝を歯間ブラシの様に用いて歯周病の治療もしていたとのことです。現代人が食事の後に楊枝を使うのと同じようなことを、5万年前の人類がやっていたのを想像すると何だか可笑しいですね!

 スペイン、Institut Catala de Paleoecologia Humana i Evolucio Social(IPHES:人類の古生態学と社会進化のカタロニア研究センター)のチームによれば、数万年前に絶滅したネアンデルタール人は、楊枝で食べカスを掃除しながら、歯周病の痛みも和らげていたという。 
 今回の研究では、痛みを緩和する目的で楊枝を使用した最古の証拠が示されている。スペイン、バレンシアのコバ・フォラダ(Cova Forada)遺跡で発掘された頭蓋骨の上あごには、化石化した歯が残っていた。5万~15万年前の頭蓋骨と推定されている。
Photograph by Ira Block, National Geographic

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下顎前突、上顎少数歯残存症例のインプラント治療:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2013 / 10 / 25 は私の症例発表で「下顎前突、上顎少数歯残存症例のインプラント治療」というテーマで発表しました

【術前】

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【術後】

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 患者さんは下顎前突、上顎少数歯残存でインプラント治療をご希望で来院されました。上顎に6本、下顎の臼歯部に4本のインプラントを埋入し、ジルコニアという材料を使ってオールセラミックの補綴物(さし歯)を装着しています。

【上顎補綴物】オールセラミック・ブリッジ(インプラントへの接続部のみ金属)

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【下顎補綴物】オールセラミック・ブリッジ
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 今回の患者さんは以前にも当ブログの記事で紹介させていただいた方で、3Dプリンター(CAD/CAM)で補綴物を製作しており、その工程も紹介しました。


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知ってる女性はたった35%「歯周病」には早産を招く危険が!

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 歯周病は全身と深く関わっていて、様々な病気と相関関係にあります。なかでも、妊婦の歯周病は早産 / 低体重児出産のリスクを7.5-7.9倍にしますが、65%の女性はこのことを知らないそうです。

美レンジャー 2013/10/17 より
切迫早産と診断された母体は、通常分娩の場合と比べて重度の歯周病が多かったという結果も鹿児島大学からでています。しかし妊婦さんにアンケートを取ったところ、この事実を知っていたのはたったの35%で、残りの65%の女性たちは知らないと答えました。

 出産予定の女性は早めに歯科医院で歯周病の検査と歯みがき指導、歯石取りをしてもらいましょう!
photo credit: scribbletaylor cc

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歯根膜細胞シートによる歯周組織再生療法:週刊ポスト

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画像: 細胞シートティッシュエンジニアリングセンター HPより

 当ブログの以前の記事で、東京女子医大で行われている歯根膜由来細胞シートによる歯周組織再生治療についてご紹介しました。当時は、「患者さん自身から採取した細胞を培養してシート状にしたものを移植をすることにより歯周組織を再生する治療が臨床応用すべく研究されていますが、移植された細胞がガン化しないかなど安全性も含めてこれから臨床試験が行われる」とのことでした。

 先日週刊ポストにこれに関する記事が掲載されており、現在は中等度の歯周病患者で臨床研究を実施していて、数例で組織再生が確認されているそうです。

週刊ポスト2013年10月25日号 より
「細胞シートは移植時の縫合も不要で、短時間で移植部と一体化し組織を再生することがわかっています。将来に向け誰にでも適応できる細胞シートの研究を目指していきます」(岩田特任講師)

 現在行われている歯周組織再生療法(GTR法エムドゲイン)は適応の骨欠損形態が限定されています。また、通常の歯周外科手術とくらべて再生療法は平均で1mm程度組織付着の獲得が多いだけで、研究により結果が良かったり悪かったりばらつきがあります(GTR法エムドゲイン)。生きた細胞の移植による再生療法で、適応症の拡大や治療成績の向上が得られることが期待されます。

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コーヌスクローネ義歯:スタディグループKDM・救歯会合同ミーティング

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 2013 / 10 / 13 は所属するスタディーグループ救歯会と熊本県のスタディグループKDMの合同ミーティングに参加しました。当日は以下のテーマで6人の演者が発表しました。

  1. 上顎両側犬歯欠損にテレスコープを用いた1症例
  2. 自家歯牙移植を用い欠損形態の改善を試みた症例
  3. インプラントの対合歯は壊れやすいのか?
  4. コーヌス義歯の長期経過
  5. 自家歯牙移植による欠損歯列の改変を行った1症例
  6. コーヌステレスコープを用いた少数歯残存症例

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 どの発表も多数歯を失った「欠損歯列症例」で、ほとんどがコーヌスクローネ義歯を用いた治療でした。コーヌスクローネ義歯は救歯会顧問の黒田先生が30年以上前から取り組んでおられる治療法で、少数歯残存症例でもよく噛めて支台歯の周囲を清潔で健康に保てるという特徴があります。今回のミーティングではそれぞれの発表後に黒田先生の解説があり、最後に黒田先生ご自身の症例発表もありました。

 コーヌスクローネ義歯は多くの歯を失った症例で、インプラントではなく義歯を希望される患者さんには非常に有効な治療法です。今回のミーティングで改めてコーヌスクローネ義歯の設計、製作、メインテナンスについて多くのことを学ぶことができました。


【関連記事】

コーヌスクローネ義歯

救歯会カテゴリの記事

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治療介入により歯の喪失を食い止めることができるのか?:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。

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(吉野浩一、パーセンタイル曲線でみるあなたの歯の数 より改図)

 2013 / 10 / 11 は西堀歯科の西堀先生の発表でした。テーマは治療介入により歯の喪失を食い止めることができるのか?」でした。

歯のパーセンタイル曲線

 救歯会会員の吉野浩一先生の論文「歯の数は歯の喪失のリスクファクターの一つである」が議論の土台として提示されました。また69歳で残存歯数17本の症例を例に挙げ、歯科治療をすることによりこの患者さんの歯の喪失を食い止めることができるのかが話し合われました。「69歳で残存歯数17本」の患者さんは上図「歯のパーセンタイル曲線」で赤矢印の位置に相当し50パーセンタイル(同年齢の100人中50番目)曲線上に位置します。この50パーセンタイル曲線をたどると、この患者さんが75歳になった時には残存歯は8本で、6年間に9本の歯を喪失するということになります。ところが同い年でも3パーセンタイル曲線は傾きが緩やかで、歯の喪失数も少ないと考えられます。

治療介入による歯の喪失リスクの低下

 すでに多くの歯を失っている患者さんは、過去に虫歯や歯周病のリスクが高かったために多くの歯を失ったと考えられます。歯科治療を受けなければパーセンタイル曲線をたどるように歯を喪失することが予想されますが、歯科医が虫歯や歯周病の治療を行い口腔衛生状態を改善することにより、虫歯や歯周病による歯の喪失のリスクを低くすることは可能であると考えられます。

歯の減少による過大な咬合力

 ところが歯が少なくなるとかみ合わせを支える歯の数(咬合支持歯数)も少なくなり、咬み合わせを支える歯の1本ごとにかかる力は大きくなります。このかみ合わせの力(咬合力)の増加による歯の破折のリスクをコントロールすることは難しいようです。また、歯周病の炎症のコントロールができていない歯に過大な力がかかること(咬合性外傷)により、歯周病が加速度的に進行するかもしれません。ただし、歯周病の炎症は歯科医院での歯石除去と患者さんによる歯みがきで、多くの場合コントロール可能です。

結論

結論として以下の様なことがと考えられます。

①歯が少ない患者さんでも治療介入により、虫歯・歯周病による歯の喪失は食い止めることが可能

②歯が少なくなり過大な咬合力がかかることによって起こる、歯牙破折を食い止めるのは難しい


 救歯会の長期症例の発表でも、治療後のメインテナンス中における虫歯や歯周病による抜歯は非常に少なく、歯根破折による抜歯が相対的に多く見られます。救歯会では上記の結論を検証するために、会員からデータを集めて歯科医院で定期的なメインテナンスを受けている患者さんとそうでない患者さんの歯の喪失数とその原因の調査を行っています。近く、調査結果が論文として発表されますので、このブログでもご紹介します。

 

【関連記事】

あなたの将来の歯は何本? 歯のパーセンタイル曲線

ISCT研修会カテゴリの記事

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高齢化してくる患者さんへの対応とメンテナンス:スタディグループ救歯会

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2013 / 10 / 2 は以下のテーマで4人の演者が発表しました。

1)それは突然やってくる

2)高齢化してくる患者さんへの対応とメンテナンスPart2

3)咬合採得に苦労した一症例の15年経過

4)救歯塾を受講して取り組んだコーヌスクローネの1症例

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コーヌスクローネ義歯支台

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コーヌスクローネ義歯 装着時


 2)高齢化してくる患者さんへの対応とメンテナンスPart2 は、埼玉県でご開業の福田裕文先生の発表でした。患者さんの高齢化や全身疾患により、自身での歯みがきや定期健診の来院ができなくなることがあります。今回の発表では初診時の年齢が75歳の2人の患者さんがコーヌスクローネ義歯の装着後、心疾患や脳血管疾患で十分なお口のメインテナンスができなくなった症例の経過を通して、高齢者のメインテナンスの重要性と難しさ、メインテナンスと歯牙の喪失の関係について考察されていました。

 歯みがきをしなければ、多くの場合虫歯や歯周病が進行します。高齢者の歯科治療では患者さんがご自身で歯みがきできなくなった場合に、介護者が代わりにメインテナンスしやすい補綴(さし歯や入れ歯)設計が考慮されるべきであると感じました。


【関連記事】

コーヌスクローネ義歯

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インプラント周囲炎にならないために:歯周病のメインテナンスとインプラント周囲炎の関係

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2013 / 10 / 4 は論文抄読会でテーマは「歯周病のメインテナンスとインプラント周囲炎の関係でした文献1文献2)。

 歯を失った部位にもう一度歯を取り戻す歯科インプラント(人工歯根)は、虫歯にはなりませんが歯周病になることがあります。このインプラントの歯周病のことをインプラント周囲炎と言います。

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効果的な歯周病治療とメインテナンスが重要

 文献1は歯周病とインプラント周囲炎の関係を調べるため 

①歯周病のない患者グループ

②過去に歯周病で治療を受け6mm以上の歯周ポケットがない患者グループ

③過去に歯周病で治療を受けたが6mm以上の歯周ポケットがある患者グループ の、

5年以上経過観察した合計117本のインプラントの状態を調べた研究でした。その結果、6mm以上の歯周ポケットがある③は①・②に比べインプラント周囲のポケットが深く、周囲骨の吸収も大きいということがわかりました。また②は過去に歯周病であったにも関わらず、①の歯周病のないグループのインプラントと同様に健康でした。つまり、インプラント周囲炎のリスクになるのは「過去に歯周病であったかどうか」ではなく「歯周病のメインテナンスができているかどうか」です。歯周病の既往のある患者さんのインプラント治療においては、効果的な歯周病治療とメインテナンスが重要であると言えます。


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6秒で歯が磨ける! 3Dプリンターで作られたオーダーメイド歯ブラシ

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2013100301.jpg 海外のサイトに6秒で歯が磨ける歯ブラシの記事がありました。マウスピースの中にブラシが生えたような形のオーダーメイド歯ブラシです。歯垢除去効果がどのくらいかが気になるところですが、面倒くさがりな人、お年寄りや手が不自由でみがき残しをしてしまう方にはいいかもしれないですね。一度試してみたいものです。(Quartz.com: The world's craziest toothbrush cleans your teeth in six seconds and is 3D printed より)


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10月の休診

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 先日までの猛暑がウソのように涼しくなりましたね。さて、10月は以下のとおり休診させていただきます。

10 / 2(水)の診療は16:30までとさせていただきます。研修会に出席します。

10 / 26(土)の診療は16:00までとさせていただきます。歯科医師会に出席します。

10 / 28(月)の診療は18:30までとさせていただきます。大学の委員会に出席します。

日曜、木曜は休診日です。


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篠田歯科休診カレンダー

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