
近年、歯科治療において審美性が高く、高強度のジルコニアという材料が金属の代わりに用いられるようになっています。ジルコニアは非常に丈夫で硬い材料で加工は困難なので、完成前の柔らかい状態で加工してから焼結して完成させます。ところがジルコニアの焼結時には収縮が起こるため、あらかじめ収縮分を見込んだ大きさに加工しておき、焼結時の収縮によりピッタリ適合する大きさになるようにします。この収縮補正をデジタルに行う3Dプリンター(CAD/CAM)の進化により、歯科でのジルコニアの使用が普及しました。
カテゴリー:【歯の知恵袋】, 【インプラント】, ★インプラント症例, 【審美歯科】, ・オールセラミック 日時:2013年7月8日