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Dr.篠田のブログ

週刊ダイヤモンドにインプラント対応医療機関として掲載していただきました

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 週刊ダイヤモンドに歯周病専門医としてインプラント対応医療機関一覧に掲載していただきました。先日、アンケートに協力したということで週刊ダイヤモンドが郵送されてきました。封筒を開けてみると「もうダマされない!歯医者の裏側」と非常にセンセーショナルなタイトルでした。

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インプラントのトラブル:補綴修復物の破折・インプラント周囲炎

 「Part2 インプラントにだまされない」では、歯周病患者に歯周病治療を行わずインプラント埋入をした結果、インプラント周囲炎でインプラントが脱落した実例が紹介されていました。また日本歯科医学会の行った調査で、インプラント治療でのトラブルで多いものは「補綴修復物の破折:67.5%」「インプラント周囲炎:55.4%」であると紹介されていました。セラミックの歯が欠けるなどの「補綴修復物の破折」は修理ができますが、「インプラント周囲炎」は軽度のうちに改善しないと大きな問題になりかねません。先日の日本歯周病学会学術大会でも「歯周病を通してインプラント周囲炎をとらえる」というシンポジウムがあり、会場には聴衆が入りきれないくらい集まりました。歯周病患者のインプラント治療は十分に歯周病を改善した場合にのみ行われるべきであると思います。

インプラントの満足度は98% ネックは費用と体への負担

 記事ではインプラントのトラブルだけでなく、メリットにもふれていました。九州インプラント研究会が行ったアンケート調査によると、インプラント治療を受けて大変満足54%、満足44%、不満2%だったとのことです。上部構造の破損やインプラント周囲炎などのトラブルがあった患者さんも対象に含まれており、トラブルよりも「メリットが超越したようである。」と分析しています。
 またインプラントとブリッジ、部分入れ歯の3つの治療法の比較データについて、以下のように分析していました。

週刊ダイヤモンド 2013/6/15 より引用
 インプラントの5年後の生存率は95.6%、その上部構造は95.4%、日本人を調べた論文では、上顎の5年後の生存率が98%、下顎は96%だ。
 一方で、ブリッジは残念ながら、5年後生存率が55.6%と低い。インプラントと調査方法が違うため、正確な比較にはならないが、生存率に大きな開きがあることはわかるだろう。
 ブリッジは抜歯した場所の前後の残存歯を削ってかぶせ物をするという治療法なので、硬い表面を削られた残存歯は虫歯になりやすくなる。
 インプラントと部分入れ歯を比べた場合でも残存歯への影響がよりいいことがわかっている。治療を行った後に残存歯を何本失くしたか調べたところ、インプラントが他の治療法より好成績だった。
 他の治療法と比較すると、インプラントのほうが優れている点は多い。ただ高額であり、顎骨を削るという外科手術を必要とするため、体に対する負担が大きいというデメリットもある。

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 非常に多くのデータを集めた詳細な特集で驚きました。記事の通り歯を失った後の3種類の治療法(インプラント、ブリッジ、入れ歯)にはそれぞれメリットとデメリットが有り、患者さんの口腔内の状況や考え方に合わせて選択するべきだと思います。

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カテゴリー:【インプラント】, ・インプラント周囲炎, 【書籍】, 【診療所・お知らせ】  日時:2013年6月17日

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