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Dr.篠田のブログ

歯の欠損補綴 難症例にしないための対策:ISCT研修会

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加しており、隔週で症例検討会と論文抄読会をしています。このため金曜の診療は18:00までとさせていただいております。2013 / 5 / 24 は救歯会会員で大田区でご開業の服部先生の症例発表でした。テーマは「欠損補綴」 補綴とは歯の欠損しているところを入れ歯やさし歯で補うことです。

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【欠損形態による治療の難易度】

 服部先生によると歯の欠損形態によりかみ合わせが安定しなかったり、義歯が痛くてかめなかったりするとのことでした。最も難しい症例は、下顎が総入れ歯(または歯が少ない状態)で、上顎には多くの歯が残っている欠損形態だそうです。逆に上顎が総入れ歯で、下顎に多くの歯が残っている症例は安定したかみ合わせが得られることが多いとのことでした。これは、上顎総義歯は面積が広く吸盤のように上顎に吸い付くのに対し、下顎の総義歯は面積が小さく安定しにくいためです。

【難症例にしないための対策】

 このことからいつまでも安定したかみ合わせを維持するには、できるだけ下顎の歯を残す工夫をして下顎を無歯顎にしないことが大切だとのことでした。場合によっては多すぎる上顎の臼歯を下顎に移植することにより、上下顎の歯の数のバランスを取ることも有効であるとのことでした。

【インプラントの使用により欠損形態を改善】

 こういった考え方から下顎の義歯の支台歯が少ない場合には、インプラントを埋入して下顎の支台歯数を増やすことも有効であるとのことでした。

 今回の発表は義歯による補綴を行う場合には常に気を付けておくべき基本的な考え方で、非常に参考になりました。

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下顎の奥歯がない(遊離端)義歯症例への対応:スタディグループ救歯会

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カテゴリー:【義歯】, 【学会・スタディーグループ】, ・ISCT研修会  日時:2013年5月27日

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