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Dr.篠田のブログ

前歯部インプラント治療におけるティッシュ・マネージメント

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。

 2012/7/13は症例検討会で中央区でご開業の二階堂雅彦先生の発表でした。テーマは「前歯部インプラント治療におけるティッシュ・マネージメント」でした。

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 前歯を抜いた後には骨の吸収が起こります。インプラント治療をする場合にはこれをコントロールする必要がありますが、その方法は様々あります。二階堂先生は「前歯部インプラントのディシジョン・ツリー」というチャートに個々の症例を当てはめ、 抜歯部位に感染がある(Yes, No) 頬側骨が残っている(Yes, No)などの質問をたどっていくと適切な処置法が見つかるという方法を紹介されました。実際の症例写真もたくさん見せていただき、大変わかり易いご講演でした。

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上顎前歯の骨の厚さ

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。2012/7/20は論文抄読会でテーマは「上顎前歯の唇側の骨の厚さ-コーンビームCTを用いた研究」でした。

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Braut ら 2011 より

 上顎前歯を失うとその唇側の骨は非常に薄いため吸収して、歯ぐきが陥没することがあります。インプラント治療を行う場合にはこの歯ぐきの陥没のために起こる左右非対称を改善する必要がある場合があります。

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 今回の文献は、498本の上顎前歯の唇側の骨の厚さをCTスキャンを用いて測定した研究でした。結果は唇側骨の厚みが1mm以下の歯がおよそ90%ということでした。これら90%の歯では、インプラントの埋入と同時に陥没を修正するため骨移植等の処置が必要であるとの結論でした。

 両隣りの歯が健康であれば歯ぐきの高さ(歯間乳頭)は維持されます。また、唇側の骨が吸収することを前提にインプラントを内側(口蓋側)に埋入すれば、多くの場合インプラントが骨からはみ出すことも防げます。このため実際に骨移植など追加の処置は多くの症例で必要ありませんが、抜歯部の骨の吸収により根元の歯ぐきに凹みができて左右非対称になる場合は、歯ぐきや骨の移植による審美性の改善が必要であると考えられます。いずれにせよ、インプラント治療の前にはCTスキャンで骨の状態を確認し、事前に歯ぐきや骨の移植をするかどうか決めておく必要があるようです。

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インプラント周囲炎

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 毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。

 2012/7/13は症例検討会で西堀雅一先生の発表でした。インプラントの長期経過を中心に多くの症例を見せていただきました。インプラントは虫歯にはなりませんが歯周病(正確にはインプラント周囲炎)になることがあります。インプラント周囲炎にならないようにするための注意点として、禁煙と徹底的な歯周病治療、プラークコントロールが挙げられました。また、患者さんには定期検診に必ず来ていただき、インプラント周囲炎を発見した場合にはできるだけ早く手術などにより感染源を除去することが大切であるとのことでした。

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オールセラミッククラウン(ジルコニアセラミッククラウン)臼歯部インプラント症例

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金属を使わずすべてセラミックで作ったかぶせ物をオールセラミック・クラウンと言います。

最近ではオールセラミック修復に用いる高強度のジルコニア系材料が使用可能となり、強度に関する信頼性も大きく向上してきました。

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口腔内装着時: 一番手前はジルコニアをポーセレン(陶材)でコーティングして透明感のある自然な歯に仕上げています。2番目、3番目の歯はすべてジルコニアでできており、やや審美性が劣るものの非常に強度が高く、割れにくい歯になっています。

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レントゲン写真

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支台にインプラントを用いた義歯

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 毎月第一水曜日(時々変更があります)はスタディーグループ救歯会の例会に参加しております。月1回、分野を限らず包括的な歯科医療の症例検討会をしています。当日の診療は4:30までとなりますので、患者様にはご迷惑をおかけいたします。

 2012/7/4は、

1) AGC冠を使用したパーシャルデンチャーの術後経過 

2) 支台歯にインプラントを用いたコーヌスクローネ義歯の一症例 

3) 重度歯周炎患者の包括的な治療を行った症例 

というテーマで3人の演者が症例発表をしました。

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コーヌスクローネ義歯支台

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コーヌスクローネ義歯 装着時

 発表の1)と2)は義歯の支台にインプラントを用いた症例でした。コーヌスクローネ義歯は支台に非常に強固な負担を求めるため、インプラントを支台として用いることが可能かどうか疑問視されてきました。ところが最近救歯会では、多くの臨床例でコーヌスクローネ義歯の支台にインプラントが用いられ、良好な経過が報告されています。

 多数歯欠損にインプラントで固定式の歯を入れるのは理想的ですが、費用が高くなります。少ない本数のインプラントで義歯を安定させる事が出来れば、費用を下げることができるため今後注目したいと思います。

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臨床歯科を語る会「インプラントの過去と現在」

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 毎年、7月の最初の週末に全国の歯医者のスタディーグループが東京に集まり「臨床歯科を語る会」を開催します。今年も7/6,7,8に開催されました。

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 最終日の全体会は西堀雅一先生「インプラントの過去と現在」と題された講演でした。インプラントのデザイン、アバットメントの材質・形状など、インプラント周囲辺縁骨の吸収を起こす要因についてそれぞれ文献的に検証してまとめておられました。西堀歯科の勉強会 ISCT研修会ではよく話題にのぼるテーマですが、系統立ててまとめられており大変勉強になりました。

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