follow us in feedly rss1.jpg twitter1.jpg

Dr.篠田のブログ

インプラントの即時荷重

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


毎週金曜日は、以前に私が勤務していた西堀歯科の勉強会 ISCT研修会に参加させていただいています。隔週で症例検討会と論文抄読会をしております。

11/26は、スウェーデン・イエテボリ大学助教授のPOオストマン先生の講演を拝聴しました。オストマン先生は年間1,900本のインプラントを埋入しており、即時荷重(Immediate Loading)について研究されているとのことでした。

DrOstman01.jpg

On various protocols for direct loading of Implant-supported fixed prostheses
Pär-Olov Östman   http://teamholmgatan.se/pub/11.pdf  より

来の方法では、インプラントは埋入後数ヶ月間安静にして骨と結合するのを待ちますが、インプラント埋入から48時間以内にインプラントに仮歯をのせて荷重するのが即時荷重です。オストマン先生の症例のデータでは、従来の方法も即時荷重もインプラントの成功率に差は無いとのことで、実際の症例も紹介されていました。

ただし、インプラントの即時荷重を行う条件としてインプラントの初期固定が強固であること、仮歯にあまり強い力がかからないことなどを挙げていました。

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

ホワイトニング

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


ホワイトニングは歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して歯を白くしていきます。 天然の歯を白くするため、さし歯よりも自然な色になります。

治療前
IMGP3578.jpg

治療後
IMGP4667.jpg上の前歯のみをホワイトニングした症例です。ホワイトニング後の写真で上下の前歯の白さに差があるのがわかります。
IMGP9911.jpgIMGP9924.jpg患者さん専用のマウスピースを製作し、御自宅へ持ち帰っていただき御自分でマウスピースの中にホワイトニングジェルを入れて歯を漂白します。多くの場合、1日30分から1時間程度使用していただき、2週間前後で上の症例写真ほどの変化があります。(治療効果には個人差があります。)


その他のホワイトニング症例


このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯周病患者にインプラント治療をしても大丈夫?

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


implant01.jpg

インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病(正確にはインプラント周囲炎)になることがあります。

歯周病改善後の患者のインプラント治療の結果は安定していることが、いくつかの研究で示されています。 ( Nevins & Langer 1995 Ellegaard et al. 1997 

しかし、健康な人に比べると治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣るという報告があります。(Hardt et al.(2002 ) Karoussis et al.(2003 ) )

また、歯周病患者の残存歯の歯周ポケット内の細菌の構成と、インプラント周囲のポケット内の細菌の構成は似ていることが確認されています。(Papaioannou et al. 1996 De Boever et al. 2006 )

これは、残存歯周囲の細菌がインプラント周囲に移り住んでいる可能性を示唆しています。




(まとめ)

・ インプラント治療の前には歯周病の検査を行う必要があります。

・ もしも歯周病に罹患している場合には厳密な歯周病の治療の後、インプラント治療が可能かどうか判断する必要があります。

・ また、天然歯とインプラントの安定した経過のためにはメインテナンス(定期検診)も欠かせません。

implant_02_clip_image001.gif

【関連記事】

歯周病改善後の患者のインプラント治療の経過

健康な人に比べると、治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣る

歯周病菌がインプラント周囲に移り住む?

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯周病改善後の患者のインプラント治療の経過

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


歯周病改善後の患者のインプラント治療の結果は安定していることが、いくつかの研究で示されています。

Nevins と Langer(1995) の研究では、 1985 年から 1992 年の間に難治性の歯周病患者に歯周病専門医が歯周病治療をした後、 309 本のインプラントを埋入しています。その後の経過は、

 下顎: 132 本中 4 本のインプラントが失敗→ 成功率: 97 %  

 上顎: 177 本中 3 本のインプラントが失敗→ 成功率: 98 %

彼らはこの結果から、歯周病に対する感受性の高い患者に対してもインプラント治療は成功したと結論付けています。

Ellegaardら (1997) の研究では、歯周病患者 75 人に 124 本のインプラントを埋入しています。このうち、 3 ~ 84 ヶ月の観察期間で 3 本のインプラントを喪失しています。彼らはこの結果から、歯を支える骨を大きく失った歯周病患者においてもインプラント治療は成功する、と述べています。

以上 2 つの研究の結果は、インプラント治療の前に徹底的な歯周病治療を行うことが重要な前提です。

【関連記事】

歯周病患者のインプラント治療

健康な人に比べると、治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣る

歯周病菌がインプラント周囲に移り住む?

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

健康な人に比べると、治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣る

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


その一方、健康な人に比べると治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣るという報告があります。

Hardt ら(2002 ) の研究によると、 346 本のインプラントを 5 年間観察した結果、健康な人のグループにおけるインプラントの失敗率が 3 %であったのに対し、歯周病患者のグループではインプラントの失敗率が 8 %でした。彼らは、歯周病患者ではインプラント治療の失敗率が増加するかもしれないと結論付けています。

また Karoussis ら(2003 ) の研究では、歯周病患者と健康な人のグループ間で 10 年後のインプラントの生存率を比較しています。

歯周病患者のグループ: 
  患者 8 人  インプラント 21 本 生存率  90.5 %

健康な人のグループ: 
  患者 45 人 インプラント 91 本 生存率  96.5 %

という結果でした。

このように、歯周病患者におけるインプラント治療は 5 年、 10 年経過した後も 90 %以上の生存率が期待できますが、健康な人に比べるとその値は劣るようです。

このため歯周病患者においては、徹底的な歯周病治療の後にインプラント治療を行うかどうかの判断が必要になります。

またインプラント治療を行った場合には、健康な人以上に厳密なメインテナンスが必要になります。

【関連記事】

歯周病患者のインプラント治療



このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

歯周病菌がインプラント周囲に移り住む?

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


歯周病患者の残存歯の歯周ポケット内の細菌の構成と、インプラント周囲のポケット内の細菌の構成は非常に似ていることが確認されています。

これは、残存歯周囲の細菌がインプラント周囲に移り住んでいる可能性を示唆しています。

Papaioannou et al. 1996 らは6人の歯周病患者の天然歯とインプラント周囲からプラーク(歯垢)のサンプルを採取し、細菌の構成を調べました。

その結果、天然歯とインプラント周囲の細菌の構成に著しい類似を確認しました。

このことから彼らは、天然歯周囲のポケットはインプラント周囲細菌の供給源であると考え、インプラント治療を行う場合には天然歯の歯周病の改善が重要であると結論付けました。

De Boever et al. 2006 は、重度歯周病の治療を受けた患者22人に68本のインプラントを埋入し、その周囲ポケット内の細菌の構成の変化を調べました。

          

その結果、インプラント周囲では埋入後ただちに天然歯周囲と構成の類似した細菌のコロニーが形成されました。

          

しかし、この細菌の構成は6ヶ月の観察期間中はぼ変化せず、インプラント周囲に歯周病(インプラント周囲炎)を引き起こすこともありませんでした。

          

著者らは、歯周病患者にインプラントを埋入した場合、インプラント周囲に歯周病菌が繁殖することは避けられないが、徹底したプラークコントロール(口腔清掃)によりインプラントを健康に保つことができたと結論付けています。

【関連記事】

歯周病患者のインプラント治療

歯周病改善後の患者のインプラント治療の経過

健康な人に比べると、治っていない歯周病患者のインプラントの成功率は劣る

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

重度歯周病の症例

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


重度歯周炎では、歯を支える骨が大きく吸収し、歯と歯肉の付着がはがれ、歯根の先端近くまで歯周ポケットが形成されます。支えを失った歯は、大きく動揺します。症例によっては歯が病的な移動をはじめ、前歯が前突したりすき間が開いたりします。
fig01.jpg
症例

初診時
「前歯が揺れて物が噛めない。」とのことで来院された患者さんです。お口の中を拝見すると、下の歯に突き上げられて上の前歯は動揺し、特に左上の1番目の歯は軽く引っぱれば抜けてしまいそうでした。同時に歯の病的な移動が起こり、前歯にはすき間があいていました。
001-01.jpg
レントゲン写真では、歯を支える骨が大きく吸収していることがわかります。
xp001.jpg
歯周病治療終了時
歯周病治療後も歯の動揺は収まらなかったため、かみ合わせの安定と歯の移動を防ぐために歯列矯正の後、かぶせ物で連結固定することにしました。
002-01.jpg
矯正終了時
歯周病により病的に移動した歯をもとの位置に戻し、すき間を閉じています。
003-01.jpg
補綴(かぶせ物)終了時
かみ合わせの安定と歯の移動を防ぐために、かぶせ物で連結固定することにしました。かぶせ物をする段階でも左上 1 番目の歯は今にも抜けてしまうくらい動揺していたので、患者さんと相談の上で抜歯しました。
004-01.jpg
終了時レントゲン
xp002.jpg

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

前歯部インプラント

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


前歯がぐらぐらするとのことで来院された患者さんです。
001.jpg
根の先まで歯周病が進行していたため、残念ながら抜歯しました。
002.jpg
歯周病、歯並びの矯正治療の後、インプラントを埋入しました。
前歯には2本インプラントが入っています。
0003.jpg
レントゲン写真:術前
X-P01.jpg
レントゲン写真:術後
X-P02.jpg




このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 

中野区成人歯科健診

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット


PICT6281.JPG中野区の成人歯科健診のポスターが届きました。

新山小学校の2年生の子が描いたそうですが、良い絵ですね!

 

中野区に住民登録または外国人登録している方で、平成23年3月31日現在、35歳から70歳の方は、

窓口負担200円で歯科健診が受けられます。(クリーニングは出来ません)

詳しくは中野区のホームページをご覧ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加 歯科クチコミサイト・デンターネット
 

Related Posts with Thumbnails

ページの上部へ

 
RSS登録はこちらからどうぞ
rss1.jpg
歯周病治療ガイド